マクロビオティックレシピ
梅干しの漬け方
- 材料
-
〈漬け込み〉
時期:6月中旬~6月下旬
・生梅(完熟) 1kg
・粗塩 200g(仕上がり塩分20%)
・漬け込み容器・中ブタ 各1個
・重石 生梅と同じくらいの重さ
〈紫蘇の下ごしらえ〉
時期:7月上旬~中旬
・生の赤紫蘇 200g
・粗塩 200g
・白梅酢 1カップ(漬けている梅から出た梅酢)
・フタ付の保存容器 1個
〈土用干し〉
時期:7月下旬
・平ザル 梅の量に合わせて用意
・漬け込み容器 1個
・漬けた赤紫蘇と赤梅酢
・梅を取り出して残った白梅酢
- つくりかた
-
〈漬け込み〉
1.梅を水洗いし、ザルに上げて水を切り、ヘタを竹串などで除きます。
2.梅の水気を拭き取り、漬け込み容器に梅を入れて、塩を入れます。
※梅と塩を交互に入れ、最後に塩をまんべんなく振りかけます。
3.中ブタをして、その上に重石をのせ、フタをします。
4.日の当たらない、風通しの良い所に保管し、3日~1週間くらいすると、梅から果汁(白梅酢)が出てきます。さらに日が経つと白梅酢が梅の実よりも上に上がってきます。
*梅を干す7月下旬まで保存します。
〈紫蘇の下ごしらえ〉
1.大きめのボウルに紫蘇の葉を入れ、半分の量の塩を振りかけ、強く揉んでアクを搾り出します。アクを捨て、残りの塩を加え、2回目はやや軽めにアクを出します。
2.もうひとつの清潔なボウルに、1の紫蘇と白梅酢1カップを入れ、よく揉みます。
3.紫蘇とボウルの赤梅酢を保存容器で保存します。
*漬けた赤紫蘇は、梅を干す7月下旬まで保存します。
〈土用干し〉
1.梅雨明け後の天気のよい3日間に平たいザルなどに梅を広げて、昼はたまにひっくり返しながら夜も夜露にあて、3日3晩干します。
2.殺菌した容器に、干した梅と赤紫蘇を交互に入れ、赤梅酢・白梅酢も入れます。
3.2週間程して梅が梅酢を吸ったら完成です。
*3ヶ月くらいでおいしく漬けあがります。
フリーペーパーLM(Life is Macrobiotic) vol.32掲載