特集
【実践者が語る、食と暮らし】永本佳子さん
マクロビオティックライフを送る方の、生の声をご紹介します。
今回は、永本佳子さんです。
●永本佳子さんプロフィール
マクロビオティック クッキングスクール リマ認定インストラクター・師範。マクロビオティック穀物菜食アドバイザー。マクロビオティックの実践及び研究歴は15年以上。
父の介護にまつわる文筆・出版のほか、一人ひとりの体質に合わせた子どものためのマクロビオティック料理教室を開き、カウンセリングを行っている。
自身と家族の体質を改善
私は、スクールで学び始める以前から体質改善のためマクロビオティックを厳格に実践していました。インストラクターコースを終了した今でも穀物菜食の心地よさが癖になり、自然に続けられています。
マクロビオティックを勉強し始めた最初の頃は、野菜や玄米を主とした食卓にしてしまい家族からクレームが出ることが度々ありました。スクールで学びを深め、工夫を重ねた今では、好みと体質に合わせた野菜料理のレパートリーが増えたこともあり、私がつくる食事がどこのレストランで食べるよりも美味しいと言ってくれています。
リマに通い始めると、心身に変化が起きました。体重が減り、身体が軽くなり、それまで季節ごとに風邪をひいて1ヵ月近く治らなかったのですが、ほとんど風邪も引かなくなりました。
家族が好きな食材を上手に取り入れ、無理せずにマクロビオティック食を受け入れてくれるようになるのは、場合により少し時間がかかることかもしれません。ただ、その過程での気づきや経験、家族の変化が振り返れば幸せな時間になるのではないでしょうか。この喜びは”台所を任されているものの特権”のように感じています。
学び、経験したことを伝えていきたい
現在は、小さなお子さまをお持ちのお母様限定で一対一の料理教室「佳子の和食」を小さいながら開催しています。穀物の食べ方、野菜の摂り方、扱い方を知り工夫していくことにより今まで悩まされてきた体の不調が緩和し、子どもの性格も穏やかになり、子育てがとても楽になると言っていただいています。
昨年12月に出版した父の在宅介護の様子を綴った「マクロビオティック在宅介護 〜父のパーキンソン闘病記」にも詳しく記載しています。生姜、里芋、レンコン、キャベツなどを使った方法を毎日のように行い、非常に役立ちました。
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永本さんのインタビュー全文はWebメディアLMにて公開中です。
実践者が語る、食と暮らし2 | マクロビオティック・ライフ | LM - Life is Macrobiotic (macrobioticweb.com)
マクロビオティックの視点を学ぶことで、新たな料理法、新たな暮らし方に出会えるかもしれません。
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