特集
【実践者が語る、食と暮らし】 平田佳子さん
マクロビオティックライフを送る方の、生の声をご紹介します。
今回は、平田佳子さんです。
●平田佳子さんプロフィール
クッキングスクール リマ 認定インストラクター。クッキングスクール リマでアシスタントもしながらインストラクターコース受講中。小学生の頃から大の料理好き。自宅で料理教室YPCを開催、友人のフランス料理教室を時折手伝うなど、マクロビオティックの世界を学びつつ、料理の楽しさを広める活動中。
マクロビオティックとの驚きの出会い
10数年前、久しぶりに再会した学生時代の友人に、今こんな食事をしているのよ、美味しいからと、マクロビオティック・レストランに連れて行って貰いました。その時が私の、初めてのマクロビオティックとの出会いです。
その時のお料理は、本当に美味しく、盛り付けも華やかで、当時全く詳しくない私には更に動物性不使用ということも驚きでした。
この美味しさは素材なのか、調理法なのか、マクロビオティックって? と興味本位も手伝って、子育て真っ最中でしたが、クッキングスクール リマに通い始めました。
初級クラスで習った、圧力鍋でモチモチに炊き上がった玄米ご飯にごま塩、昆布と椎茸の出汁のお味噌汁、練った葛に塩の効いたきな粉などに感動。
そのまま中級〜師範に進み、助手を。そして少し落ち着いて時間が取れるようになった今、インストラクターコースに通っています。
家族の舌も肥えてきた
家庭では、子どもが小さいうちは穀物のコロッケや寒天、葛のデザート、分搗き米といった子どもが喜ぶメニューが中心で玄米は時折と、細々と続けていました。
大人が美味しいと思う蒸し煮は、人参でもリンゴでも子どもは〝NO!〟で、陰陽も含め考えさせられる悩ましい時期も長く続きました。
今は、成人した子ども達が、自ら玄米を炊いたり、外食時も選んで食事をしたり、無理することなく過ごせていることも、何となく続けて来た甲斐があったかなと感じています。有難いやら何やら、外で食べるより家での食事やお弁当を日々リクエストしてくれるので、肥えた舌に嬉しい悲鳴だったりもしています。
季節の旬を感じるからいつも美味しい生活を
現在、友人や子供たちとそのお友達に、少しずつですが、自宅で料理教室をしています。お米を丁寧に扱ったり、お野菜もなるべく有機の物で綺麗に洗って、できるだけ皮もむかずに頂く一物全体など、身近で出来ることからわかりやすく伝え始めました。
その季節の物をその季節にと、筍ご飯、青豆ご飯、栗ご飯など、四季を感じるような献立を考えています。楽しく、和気あいあいと作り、みんなで囲む食卓はハートが感じられていいつも美味しいです。
美味しいから続く、美味しいって凄いなといつも思っています。
平田さんのコメント全文はWebメディアLMにて公開中です。
実践者が語る、食と暮らし4 | マクロビオティック・ライフ | LM - Life is Macrobiotic (macrobioticweb.com)
マクロビオティックの視点を学ぶことで、新たな料理法、新たな暮らし方に出会えるかもしれません。
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