2023年4月から1年間、オーサワジャパン公式Instagramで連載し、好評だった「里山の自然と季節のひとしな　二十四節気だより」。

「あわ里山ごはん るんた」主宰 米山美穂さんから届く、四季折々の自然や作物とお料理は、季節を感じて、健やかに、心豊かに過ごすためのヒントになります。

●米山美穂さんプロフィール

マクロビオティック クッキングスクール リマ 師範科 修了。   
千葉の安房へ移住し、自然とつながった暮らしをしながら、穀物と地元の新鮮な旬のお野菜のお料理（完全予約制）や料理教室、ケータリングの「あわ里山ごはん るんた」を営む。

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立秋＜りっしゅう＞　8月7日頃

夏の土用が明けると、暦の上ではもう秋。まだまだ残暑は厳しいですが、空を見上げると、秋の雲も見られるようになり、季節の移り変わりを感じさせてくれます。
五穀豊穣、先祖供養、慰霊や鎮魂、納涼など、さまざまな思いを込めた祭りが全国各地で開催されるシーズンでもあります。
本来旧暦で行われていた七夕もこの頃。盆踊りや花火大会など、今の時期ならではのハレの日をぜひ楽しんでみてください。

 

立秋の一品はこちら　＜紫蘇巻き＞

処暑＜しょしょ＞　8月22日頃

処暑とは、暑さも峠を超えて、少しずつやわらいでくる頃。
朝夕の風は涼しく、虫の音も秋を感じさせてくれます。
田んぼの稲穂も熟し始め、実りのときも間近。しかし台風が多い時期でもあり、農家にとっては気が抜けないときです。
雑節の二百十日や二百二十日は、台風襲来の特異日になっています。
 

処暑の一品はこちら　＜そうめんカボチャの中華風サラダ＞

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次回は「白露・秋分」、9月頃にお届けします。        
どうぞお楽しみに。