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【1週間お食事日記 vol.11 (後編)】李 宰蓮さん

オーサワジャパングループのInstagramで好評いただいている1週間お食事日記。
今回は2023年4月に投稿した、李 宰蓮さんのお食事日記「後編」です。
「前編」と合わせて読んでみてくださいね。
DAY4
<朝食>
・焼いたアスパラとグリーンサラダ
・フルーツ
・トマトスープ
アスパラ、良いものを見つけて焼いたら、とても甘くて美味しかったです。
韓国の釜山の近くで春トマトが時期です。
少し硬く酸味が少なく塩の味があるおもしろいトマトです。
トマトとグリーンサラダはオリーブオイルと塩をかけてたべました。
昨年の夏、煮込んで保存しておいたトマトペーストでスープを作ってみました。
<昼食>
・豆腐丼
・ヨモギの味噌汁
・フキの新芽のナムル
・シラヤマギクのナムル
ランチはレッスンのメニューになります。
土鍋玄米ご飯で豆腐丼。玉ねぎを炒め塩茹でした豆腐と合わせていためます。
出汁を入れ、塩胡椒して葛粉でまとめます。
ターメリックで色付けてご飯の上にのせます。紅生姜は薬味です。
韓国のヨモギは旬の時期です。とっても柔らかいし苦味がない、素敵な香りが絶品ですから忘れずに食べること。
今日は味噌汁にしました。苦味があるフキの新芽はコチュジャン、味噌、ごま油、ゴマ、ニンニクでナムルにしました。
香りが良いシラヤマギクはニンニク醤油とゴマでナムルにしました。
<夕食>
・玄米ご飯とチョングクチャン
・チャンチンの芽のコチュジャンあえ
・針桐の芽とにんじんの塩茹で
晩ご飯は簡単に。昨日の残りチョングクジャンと玄米ご飯、おかずは大好きな2品でした。
春の山菜からエネルギーをたくさんもらってありがたいです。
DAY5
<朝食>
・豆腐と野菜の豆乳スープ
・グリーンサラダ
・りんご
温かくて優しい味の野菜がたべたかったので玉ねぎ、キャベツ、ニンジン、ブロッコリー、アスパラ、豆腐を入れスープにしました。
最後に豆乳もいれました。簡単だけど美味しいし野菜をたっぷり食べられる1品です。
<夕食>
・玄米ご飯
・豆もやしのスープ
・白菜キムチ
・ブロッコリー塩昆布セリの味噌あえ
・香椿の芽のコチュジャンと味噌和え
・タラノキの芽のごま塩あえ
私は辛いものが苦手ですが時々食べたくなり、にんにく、唐辛子粉で辛いスープを作りました。
白菜キムチは2ヶ月前のものでしっかり発酵できて酸味、甘み、塩味が絶妙です。
<作り置きおかず>
・山菜のもりあわせのニンニク醤油和え
・蓮根とにんじんの柚子胡椒豆腐和え
・香椿の芽のコチュジャンと味噌和え
DAY6
<朝食>
・玄米ヌルンジと梅干し
ヌルンジはご飯のおこげを干したもので韓国にはよく食べるものでスーパーで普通に売っています。朝ごはんにぴったりです。
お湯でやわらくなるまで煮たら美味しいです。
梅干しは梅のクエン酸と塩分が朝疲れを起こし、緩んでいる体と心を締めてくれます。
<昼食>
・針桐の芽入り玄米ご飯
・野菜のマクチャンチゲ
・作り置きおかず5品
昔から韓国も農業の国だったから大豆の発酵文化がありますね。
味噌、醤油以外にもチョングクジャン、コチュジャン、マクチャンなどがあり、作り方や発酵の時間は違うけど
韓国料理にはよく使われています。
今日はマクチャンチゲ食べました。
マクチャンは発酵の時間が味噌より短く、
麦、唐辛子粉、きな粉などを入れつくりますのでちょっと甘辛いですか、豆味噌と合わせチゲを作ったら美味しいです。
<夕食>
・オーツ麦入り玄米ご飯
・山菜と凍った豆腐のチゲ
・作り置きおかず3品
オーツ麦が大好きです。かむ時の食感も良く、ミルキーな味も美味しいけど、タンパク質、必須アミノ酸と繊維質と不飽和脂肪酸が豊富です。水溶性食物繊維であるベータグルカンが血圧と血中コレステロールを下げ、オーツ麦の繊維質は便秘予防に効果的です。
豆腐が残ったら冷凍します。食べる前、常温で解凍して絞ってチゲに入れると味がしっかり染み込みます。
DAY7
<朝食>
・新玉ねぎスープ
新玉ねぎがきました。
薄く千切りして油でい炒めて、塩を入れ甘みを引き出します。
玉ねぎが甘く柔らかくなったらローリエと出汁を入れ、ゆっくり煮ます。
醤油とバルサミコで味付けをし、薬味に刻んだパセリをのせました。
甘くて柔らかい新玉ねぎが美味かったです。
<昼食>
・山菜とタラの木の芽キンパ
・残りの野菜味噌汁
残った山菜ナムルを刻んでご飯とあわせ、塩茹でしたタラの木の芽と蓮根の梅酢付けを入れキンパを作り、
残りの野菜で味噌汁にしました。まろやかで香り高いキンパができました。春だけの贅沢かも。
<夕食>
・ヴィーガンの春山菜しゃぶしゃぶ
肉がなくても美味しいしゃぶしゃぶが楽しめるのが我が家の食事です。
色々な山菜の芽、長芋、蓮根、ラディッシュを用意しました。
出汁は新玉ねぎと香椿木の芽を入れて特製出汁が出来上がり。
山菜の芽の苦味は塩分と油で苦味をやわらげ、甘さを引き出します。
出汁の味付けは味噌とコチュジャンで薄味に。
つけ汁は味噌、お湯、胡麻油、ゴマ、ニンニク醤油を合わせました。
山菜、ヨモギの玄米餅を入れながら食べ、最後はおじやにしました。
アルカリと繊維質をたっぷり食べて体も心も喜ぶ食事でした。