特集
週末、玄米ごはんを炊いてみよう
<はじめてのマクロビオティック>

「和食文化」は日本の大切な伝統であり、そこに欠かせない存在が「お米」です。
マクロビオティックでは、特に玄米を食べることが重視されています。玄米とは、籾殻を取り除いた状態のお米のことで、白米に比べて多くの栄養素を含んでいます。土にまけば芽が出る玄米は、まさに“命のエネルギー”をいただくような存在です。
「お米をなるべく丸ごといただく」という“一物全体”の考え方は、マクロビオティックの基本となっています。
玄米は、丁寧に洗って炊き、食べるときにはゆっくりと噛んで味わうのが基本。「200回噛む」という教えもあり、五感を使って食事を楽しむ時間となります。
とはいえ、毎日玄米を炊いて食べるのは、忙しい現代人にとって少しハードルが高いかもしれません。そんな方には、まずは週末だけ玄米ごはんを炊いてみるのがおすすめです。 実際に、オーサワジャパンの社員の中にも「週末の玄米ごはん作り置き」を習慣にしている人が少なくありません。
今度のお休みは、玄米ごはんを炊いてみませんか?
【おいしい玄米を炊いてみましょう】
「玄米って炊くのが大変そう…」と思われがちですが、玄米モードが付いている炊飯器も多くあり、また、白米モードで手軽に炊ける玄米もあります。土鍋や圧力鍋でも、コツさえつかめば簡単に美味しく仕上がります。
マクロビオティックでは、玄米を炊くときに少量の塩を加えるのが特徴です。それぞれ炊き上がりや食感が異なるので、お好みや体調に合わせて炊き方を選びましょう。
<炊飯器の白米モードで玄米ごはんを炊く>
特殊精米機で玄米表皮をわずかに削り、水分を含みやすくした、
炊飯器でもふっくら軽い炊き上がりになります。暑い季節でも食べやすい玄米です。
召し上がり方
本品に対し、水を1.4~1.5倍入れて炊飯器の白米モードで炊いてください。
<土鍋で玄米ごはんを炊く>
<圧力鍋で玄米ごはんを炊く>
【ごはんと合わせていただく】
「ご飯のお供」といえば、さまざまなおかずがありますが、マクロビオティックでは、たくあんなどの漬物も食べます。
漬物は乳酸菌を含む発酵食品です。また、黒ごま塩は白米や玄米など「中庸〜やや陰性」の穀物を食べる際に、バランスを調整してくれます。
<おすすめのご飯のお供>
宮崎産大根を使用した、自然な甘みと程よい塩味のたくあん。歯ごたえがよく、砂糖・着色料・漂白剤などは使用していないので、安心して召し上がりいただけます。
和歌山産の梅と紫蘇を使用した、香り高くしっかりとした酸味が特徴の天日干し梅干しです。
塩分は約17%としっかりめ。小容量パックなので、職場などへの持ち運びにも便利です。
有機黒ごま、伝統海塩「海の精」を使用しました。
黒すりごまの豊かな香りと程よい塩味が玄米ごはんによく合います。ごはん以外に、和え物にも活用できます。