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【実践者が語る、食と暮らし】椙山友美子さん

マクロビオティックライフを送る方の、生の声をご紹介します。 今回は、椙山友美子さんです。

●椙山友美子さんプロフィール

すぎやまゆみこ/千葉県在住。クッキングスクールリマ認定インストラクター、薬膳コンシェルジュ、薬膳茶エバンジェリスト、望診法指導士、玄米マイスター。食養生を学び始めて8年。

「自分が心穏やかに、心地よく、楽にいられる」ことを求めた結果、それがマクロビオティックを楽しむ日々に繋がっています。環境から健康を考えるマクロビオティックをもっとたくさんの方と共有していきたい。

玄米の美味しいお店が増えてほしい。安心安全な食品をもっと気軽に購入したい。マクロビオティックを次世代にも繋げていきたい。できることから始めていきます。

椙山友美子さんのInstagram


 

  

 

 

 

家族の食卓に必ず玄米を


我が家では毎日お米を食べています。用意しているのは、基本、「玄米」と「胚芽米+雑穀米」の2種類。好きな方を食べてもらいます。
家族は胚芽米を選ぶことが多く、玄米が余ることも。そんな時は、玄米をスープのとろみとして活用したり、お粥パンや炒飯にしたりと家族が美味しく食べられる形にアレンジしています。
自分だけ食べていた玄米を、家族と共に、少しずつ楽しめるようになっているのはマクロビオティックのおかげです。

 

  

 

 

 

食養からたどり着いたマクロビオティックの世界観


年齢を重ね胃腸の弱りを感じ始めたころ、食養を学び始め、食べ物を変えることで自身の体調の変化を実感。弱っていたからこそ、その実感は大きいものでした。
加えて、私が玄米の美味しさを知ってしまったことが、我が家の食卓を一変する事態に。玄米のポテンシャルの高さは、人の身体に必要な栄養素を補いながら、玄米がきちんと代謝されること。

 

人の身体に優しいクリーンなエネルギーなのです。その味は、私の弱った胃腸に染み入り、食べ続けているうちに、お通じが安定し、数十年割れていた親指の爪が復活していました。
一方で、それまで家族で楽しんでいたジャンクフードや、こってりとしたお肉やチーズが美味しく感じなくなり、家族との嗜好が食い違うように。ただ、それも仕方のないことと割り切っていました。

 

その頃、食養の学びを通じて出会ったマクロビオティック。その世界観に圧倒されました。
それまで自分主体で考えていた健康観、それを環境主体で考える。日本・地球・宇宙の在り方から考えていくということ。
環境の上に人が成り立っているということを再認識させられました。そしてその環境との調和に、人の幸せがあるというのです。
私の身近な環境である家族と向き合う必要があると気づかされました。

 

 

 

リマで学んだレシピで家族の食卓を


再び、家族で美味しさを共有していきたい。その支えとなってくれたのがリマで学ぶレシピです。
マクロビオティック料理と言えば、宇宙の法則というルールがあり、とても窮屈そうに思われるかもしれませんが、そのレシピには先人たちの知恵と工夫が詰まり、人は考え方次第でいかようにも楽しめることを教えてくれます。
まずは、家族を観察、コミュニケーションしながら、リマで学んだレシピを家族に合うように考え実践します。撃沈することもありますが、共に楽しめる食事はやはり嬉しいものです。

 

もう一つの支えはお米の存在です。玄米を中心としたシンプルな食事を基本食と考えるマクロビオティックのスタイルは私の体感とも一致。
家族の身体を預かる主婦として、身体によいものをたくさん作らなくてはならないという思い込みから解放され、その余裕が料理を作る楽しみに変わっていました。

 

お米(体調により穀物)を中心とする食卓にしながら、家族の好きなものを、お互いに美味しい形で食べられるよう、観察と対話を繰り返すこと。
マクロビオティックの中庸の在り方を我が家で見つけた気がしています。

 

椙山友美子さんのインタビュー全文はWebメディアLMにて公開中です。

実践者が語る、食と暮らし6 | マクロビオティック・ライフ | LM - Life is Macrobiotic (macrobioticweb.com)

 

マクロビオティックの視点を学ぶことで、新たな料理法、新たな暮らし方に出会えるかもしれません。あなたも学んでみませんか?
マクロビオティッククッキングスクールリマ